NEWS 5 PLUS(放送内容テキスト)

視覚障がいのある人に、「商品のパッケージ情報などを伝えるWEBサービス」を提供する岐阜市のNPO法人に、今日民間助成団体から助成金が贈呈されました。
総合商社の丸紅が作る「丸紅基金」は社会福祉事業に対して助成を行っており、今年度66件の助成が決定し、県内では3団体が選ばれました。
このうち丸紅の生野裕(いくのひろし)名古屋支社長が、岐阜市今嶺のNPO法人うぃすたりあぶっくを訪れ、代表の藤本明成さんに200万円の助成金決定の通知を手渡しました。
うぃすたりあぶっくは、視覚障がいのある人が見ることのできない、食品や日用品のパッケージに書かれている注意書きなどをWEB上に掲載する事業を行っており、
点字から変わりつつある視覚障がい者の情報伝達手段に応えていることが評価されました。
自身も全盲の障がいがある藤本さんは
「情報が読めることが何より自立の助けとなる。活動を地道に広げていきたい」と話しました。

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